「間取りの作り方」それぞれの部屋の大きさを知る事

2021年06月24日

今日は自分で間取りを作ってみたい人向けの話です。

そもそも、自分でする気が無く、私達のような設計士や家づくりのプロにお任せする方は今回のブログは関係ありません。

 

家づくりを考えていて、自分で間取りを書いてみようと思ったけど、なかなか上手くいかない経験をしたことありませんか?

 

なにより大事なのはそれぞれの部屋に必要な大きさを知っているかどうかです。

これを間違えてしまうと全くプランが成り立ちませんし、図面自体とても変な形になってしまいます。

 

実際に考える時は紙に9.1㎜の間隔で線を縦横20本程度書いて方眼紙を作ります。

これは、実際の家が910㎜単位で建築されていて1/100で間取りを考える時9.1㎜になるからです。

ネットでこの方眼紙はDLできるみたいです。検索して探してみてください。

 

間取りはその方眼紙上で考えます。

9.1×9.1㎜を1Pとして考え、それぞれの部屋に必要なP数があれば大きさを確保できます。

1帖は2Pです。4.5帖は9P6帖は12P8帖は16Pです。

 

それぞれの部屋の大きさの例として以下を参考にしてみてください。

実際に必要な大きさとP数はです。

玄関        1820×1365㎜(2P

リビング8帖   3640×3640㎜(16P

ダイニング6帖   3640×2730㎜(12P

キッチン    3640×2275 10P

浴室         1820×1820㎜(4P

洗面         1820×1820㎜(4P

トイレ        1820×910㎜(2P

直階段        2730×910㎜(3P

寝室6帖         3640×2730㎜(12P) 

子供部屋4.5帖   2730×2730㎜(9P

押入               1820×910㎜(2P

クローゼット     1820×910㎜(2P

 

上記の大きさはあくまでも例ですので、建てる方の希望や敷地条件等で変わります。

また、部屋の中に置く家具や家電のサイズも把握しているといいと思います。

 

以下が例で実際の大きさを書いてますが、図面上では1/100で書いてください。

3人掛けソファー       2000×900

4人掛けダイニングテーブル  1500×850

TVボード           1820×450

シングルベッド          2100×900

勉強机           1200×700

椅子            450×450

冷蔵庫           650×650

洗濯機           650×650

 

大きさが間違わなければ間取りはできます。

使い易い間取りかどうかはそれぞれの部屋の繋がりになるのでこれは次のブログでお話しします。

 

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岩本

この記事を書いたスタッフ

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