先日、無事に建て方が終わり上棟式がありました。
今回のお家は、お客様のご要望でオプションの制振装置を入れています。
地震に強い家の考え方として大きく分けて耐震・制震・免震の3つの考え方があります。
通常、住宅で絶対に考えないといけないのは耐震です。
より地震に強くするために制震を考えてる会社も増えてきました。
免震はコストがかなりかかるので住宅では一般的ではありません。
耐震は建物を固くして壊れないようにする。
制震は地震の揺れを吸収して地震の力を弱める考えになります。
当社も耐震をメインして、より安心をというお客様に制震をお勧めしています。
たまに聞かれるのが「制振装置を付けたら耐震性能を下げれるか?」です。
制振装置を付けるということは、耐震性能を上げた強い構造躯体を制振装置で更に壊れにくくする事になります。
耐震性能を下げてまで制振装置を付けるのはより強い家をご要望の方にはお勧めできません。
当社でお勧めしている制振装置は千博産業の「エヴォルツ」です。
エヴォルツは写真のように自動車のショックアブソーバーの形をしています。
まさしくエヴォルツは自動車のショックアブソーバーの技術をベースに千博産業が企画開発し、
世界有数の自動車メーカーが選択するドイツのBILSTEIN(ビルシュタイン)社に製造を委託してます。
特にエヴォルツが良い点が2つあります。
一つ目は極めて小さな揺れから瞬時に効き始めることです。
大きな地震時に有効なのはもちろん、小さな揺れでも建物を破損から守ります。
二つ目は繰り返しの作動でも性能低下がおこらない事です。
大きな地震あるとその後、何度も余震が起こります。この余震に対してとても有効です。
この2点は他の制振装置よりも相当良いと思います。
当社では、現在耐震性能は構造計算をして耐震性能3を標準にしています。
これでも十分強く、大きな地震にも有効なのですがより安心をと思い制振装置を勧めています。
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