変化する住宅の電気設備

2021年05月16日

当社で建築を決めていただいた後は、

そこからプランの決定、サッシや内部建具の決定、

屋根、外壁、床や壁天井などの素材の決定とお客様と打合せを重ねていきます。

その後、照明、スイッチ、コンセントなどの電気設備の個数や位置の打合せをします。

 

長年この打合せを繰り返しているのですが、特に電気設備はこの十年くらいでいろいろ変わったなと最近思います。

ネット環境は僕がこの業界に入ったころは最初ありませんでした。

それが電話回線を通じて繋がるようになり次にネット専用回線になり、今は光回線です。

 

内部も各部屋にLAN配線を張り巡らせた時がありましたが

今は無線LANの登場で各部屋にはLAN配線を張り巡らせる事は無くなりました。

コンセントも電化製品の変化に伴い付ける場所がいろいろ変わってきました。

 

掃除機のコードレス化に伴い、掃除機用の廊下コンセントは無くなりました。

それに代わり今は充電用やお掃除ロボット用に収納内にコンセントを作るようになりました。

 

携帯電話も無い時代には考えなかった、充電場所を考え

カウンターにコンセントや寝室ベットの頭元にコンセントをよく作るようになりました。

 

テレビも昔は各部屋にテレビ配線が当たり前だったのが、

今はテレビを見る機会が減った事によりリビングに一か所だけ付ける家も増えました。

 

年に数棟ご要望頂く家で音楽や映画を楽しみたい方の為に

昔はAV機器やスピーカー用に配線を張り巡らせていたのですが

今やほとんどBluetoothで無線環境になりました。

先日も打合せで話が出たので僕も使っているワイヤレススピーカーをお勧めしました。

 

ワイヤレススピーカー凄くいいのでこのお話は次回したいと思います。

今回は以上です。

 

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岩本

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