設計という仕事

2021年08月08日

私が普段、設計スタッフに言っていることを今日は話します。

 

住宅設計をしたいと目指している人、住宅を建てようかと考えているお客様ならば、「設計って普段こんなこと考えているんだ」と思ってもらたらと思います。

 

皆さんは、もしかしたら設計の仕事をいろいろ考え、新しく物を作り出すことが仕事だと考えているかもしれません。

僕の考えは違って、設計の仕事はいろいろな条件を考え、自分の知識経験の中から出来るだけベストを導く仕事だと思ってます。

いろいろな条件とは、敷地条件、法律的な条件、お客様の要望や予算、会社の力量など

 

その上で、自分の提案を入れながらベストな答えを探すような仕事だと思っています。

なので、設計の仕事は知識を増やし経験を重ねる事が重要となります。

経験は少しずつ増やさないといけませんが知識は積極的に増やす事ができます。

 

今はWEBSNSで建築写真を沢山見ることが多くなったのでそれでもいいのですが、お金を出して少し高い建築の本を買ったり、建築雑誌を買ったりもちろんいいと思います。

旅行や少し遠出して有名な建築物や歴史的建築物、同業者のデザインのいい住宅などを見に行くのも是非してもらいたいことです。

 

空間の居心地の良さや写真で分からない良さに気付くのも実際見ることで得れる勉強です。

また、普段よくいく街中でもいいデザイン、いい空間、いい家具や雑貨、色の組み合わせなど参考になることは沢山あり、しっかりと脳裏に焼き付けは知識になります。

 

僕がスタッフによく言う言葉があります。

これは僕がランドスケープを勉強した時、小出先生と言う方に教えて頂いた言葉です。

それは「ものを見なさい」です。

 

単純な当たり前の言葉ですが、この言葉の意味は、私たち設計者は何となく見るのではなく、それを再現できるように見なさいと言う意味です。

 

高さ、幅、厚みは何mmか?素材は何か?色はどんな色に近いか?などなど

普段の心構えで少しずつ知識が増えていきます。

 

普段の業務の中だけではどうしても得意なデザインの家づくりの繰り返しになりがちですが、設計の仕事は、いい建築を見て刺激を受け知識と経験を常に積むことが、家つくりを任せてくれるお客様も期待している所だと思います。

 

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岩本

この記事を書いたスタッフ

岩本

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