ウクライナ戦争の影響

2022年04月04日

連日ウクライナ戦争のニュースを私も見ていますが

戦争の悲惨さ理不尽さを改めて思い知らされ絶望さえ覚えます。

 

1日も早くこの戦争が終わりウクライナの方々に平穏な日々が来るのを願うばかりです。

この戦争で建築業界も早速影響が出始めました。

 

まずは「LVL」という構造材が当面使えなくなりました。

LVLLaminated Veneer Lumberの略。日本語で「単板積層材」といい、構造材に使用しています。

当社も1物件で23本は使うので設計変更しながら対応しています。

 

深刻なのは夏頃から28mm24mm等の厚物の構造用合板が品不足になるようです。

これは、2×4工法だろうが、在来工法だろうが、木造住宅では必ず使うので取り合いになるのは必至です。

 

それ以外にもヨーロッパから入る木材についてはロシアの木材が使えない為に需給バランスが崩れ、

値上がりしていたり、ロシアの黒海封鎖により物流にも大きく影響が出ているようです。

ロシアは国土も大きく木材の資源大国でもあるので今後も世界的な影響が出そうです。

 

昨年のウッドショックで、かなり木材価格が上がったところに、この戦争で更に木材価格の高騰が懸念されます。

この戦争はいろいろなところに影響を及ぼしているので早い終結を願うばかりです。

 

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岩本

この記事を書いたスタッフ

岩本

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