耐震性能のお話(1) 最近の地震の多さについて思うこと

2022年04月09日

今回は耐震性能のお話です。

316日、東北で震度6強の地震が発生し、宮城県にて新幹線が脱線したニュースは記憶に新しいと思います。

 

その後も日本各地で震度4程度の地震が頻発していて、

それ以外にも巨大地震が起こる可能性を報じるニュースもよく見るようになりました。

住宅づくりをする設計者として、また工務店経営者として、ますます高いレベルの耐震性能の必要性を感じています。

 

ハイランドホームデザインでは、創業当初より構造を2×4工法(正式名称:枠組壁工法)を採用し、

数年前から構造計算(許容応力度計算)による耐震等級3を標準にしてより安全な家づくりをしてきました。

しかし、この地震の多さを考えると、より上の対策が必要に感じています。

 

地震対策において「耐震」以外に、「制振」「免振」という考え方もあります。

 

「免振」は基礎と建物の間に免振装置を設置して振動を伝えにくくする考え方です。

重要な建築物には採用されていますが、費用が高く住宅でほとんど採用されていません。

 

一方「制振」は、建物の壁内に制振装置を設置することで地震エネルギーを吸収し建物の振動や損傷を軽減させる方法です。これは効率的に耐震性能を上げることが出来ます。

費用も比較的安いので住宅では「制振」を採用することが増えてくると思います。

 

ハイランドホームデザインでは、今までも「制振装置」をオプション扱いで採用しており、ご希望のお客様に勧めてきました。

しかし、費用が比較的安いとはいえ、数十万の費用が上がってしまうため、現状では採用率が高いとは言えません。

 

これから、この制振装置を標準採用にするか、またはオプション扱いではありますが、より積極的に勧めていき、採用率を上げたいと思っています。

どちらにしてもお客様には費用負担が増えますので、十分な説明が必要だと感じています。

 

次回は、当社が採用している構造2×4工法について説明します。

 

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岩本

この記事を書いたスタッフ

岩本

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